2011年10月25日火曜日

VrayPhysicalCameraと標準カメラの比較・設定 メモ

VrayでGIを利用しているなら、 是非VrayPhysicalCameraを使いこなして頂きたいです。
ある程度カメラの知識がないといけませんが、標準カメラと違ってよりリアルなカメラの設定でレンダリング出来るので、仕上がりの画にも説得力が増します。

今回紹介するのは、もともと標準カメラを使っていて、途中でVrayPhysicalCameraに切り替える際の注意点です。
仕事によって途中でシフトすることなど多々あります。勿論最初からVrayPhysicalCameraを使用していれば問題ないでしょう!



では、まずはレンダリング設定から。



口径幅のところに、実際に使用しているカメラのアパーチャー(実写合成の場合)、若しくは使用したいカメラのアパーチャーを入力。
今回は“ALEXA”想定で、アパーチャーは23.76mmにしました。


次に標準カメラを出して、レンズを50mmにしてみました。


視野角は26.731度になっています。
この状態でレンダリングすると


見たまんまですね。

次にVrayPhysicalCameraを標準カメラと同じポジションに配置します。
そしてここからがポイント!


標準カメラのレンズが50mmだからといって、VrayPhysicalCameraのfocal lengthも50mmにしないで下さい。微妙に画角が違ってみえます。

こんな画にみえます。(gifイメージです)

 少しずれて見えるのがお分かりでしょうか?
なのでこれを解消する為に必ずfovにチェックを入れて、標準カメラの視野角と同じ数値を入力して下さい。
fovとは“field of view”の略で、画角を意味します。つまり視野角ってことです。 

これで設定はばっちりです!
ミリ数合わせではありませんので、ご注意を!

そしてレンダリングすると


こうなりました。

よく分からないのでこれも(gifイメージです)・・・


いかがでしょうか?

どうして標準カメラと比べて微妙な誤差が生じるのかは分かりません。

ただ正直僕は標準カメラよりもVrayPhysicalCameraのミリ数が正しいと思っています。
微妙な誤差は標準カメラが悪いすら思っています。
なので今回紹介したケースは本来やってはいけないのではとも思います。
でも例えば、撮影前にカメラシミュレーションを標準カメラでやっていて、撮影後VrayPhysicalCameraで本作業したい場合など有効なのではと思います。
とはいえ、CGでシミュレーションしたカメラデータなんて撮影の際は目安にしかならず、挙句覆りますからね・・・(泣)

---まとめ---
実写合成に限って言っちゃいますが、CMの仕事をしていると(CMに限らず映画も・・・かな)、撮影中カメラマンさんからレンズのミリ数などを聞くのですが、大抵35mm換算で教えてくれます。
基本その数値をCG上のカメラのミリ数に入力すればOKです。 
最初からVrayPhysicalCameraを使用する場合は“focal length”に数値を入力し、標準カメラでしばらく本作業した後VrayPhysicalCameraにして画角もピッタリ合わせたい場合は、ここで紹介した手順で合わせて下さい。

でも僕は後者のレンズのミリ数は嘘っぱちと思っていますけどねww

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