2012年2月19日日曜日

レンズフレア メモ 01

最近、アナモルフィックレンズを使用したようなレンズフレアが流行っていますね。
つまるところ「Optical Flares」使いまくってますねww


僕がまだペーペーの頃はレンズフレアは“カッコイイ演出”の1つと思っていましたが、撮影に立ち会ったりカメラやレンズのことを調べていくうちに、必ずしも狙って入れるような効果ではないことに気付きました。むしろ良くないと思うカメラマンもいたり、CMや映画の撮影の場合フレアが入るとクロマキーに影響が出たりカラコレに支障があったり、何だかフレアが可哀そうになるくらいです。

勿論フレアを効果的に入れることもあります。夕景で逆光・・・。光源やフレア、スミアを入れてコントラストの高い画を狙う時とか。



そんなフレアをポスト処理で結構感覚で入れてる人は多いのではないでしょうか?
その辺をちゃんと理解して入れたらもっとリアルになるんじゃないか・・・ということで、レンズフレアの成分や特徴をここにメモっておきます。
色んなサイトを参考にしました。


レンズフレアには4つの成分があります。
1、光源
2、光条
3、スミア
4、ゴースト

です。

まずは光源。
・・・・・・・・・その名の通り光源です。
光源が映り込むとレンズフレアをほぼ回避できません。フードを取り付けたとしても、それはスミアを軽減する為のもの。


次に光条。ストリークって言う人もいると思います。
Optical Flares では streak ですね。
これは、光源をワイドかつ絞り気味で撮ると生じる現象です。
またクロスフィルターを使うと確実に出せるみたいです。
ちなみにグルメ番組の商品シズルの時にストリークが出てたりするのは、クロスフィルターを使っているからだろうか?いずれにせよ、美味そうには見えないですよね。。。
そしてこのフィルターには種類があって、クロスフィルターは十字のストリーク(4本)、スノークロスは6本、サニークロスは8本、バリクロスは4本だが角度が調節できるようです。

さらにストリークの本数と絞り羽根には密接な関係があるようです。
それは、絞り羽根が偶数枚の時はストリークは絞り羽根と同じ数で、奇数枚の時は 絞り羽根×2 本のストリークが発生するようです。この原理は光の波長の周期性を理解しないといけないみたいでして、 これを深く調べだすときついので割愛します。もう難しいです(泣)
興味のある方は フーリエ級数 を調べてみて下さい。そして僕に易しく教えて下さいww

<ストリークをまとめると、お誕生日会で暗い部屋の中ろうそくを立てたケーキを絞り開放で撮影した場合、ストリークはほぼ発生しない・・・・ということ。>



続いてスミア。
これはCCDの構造が原因なので直接レンズとは関係無いようです。 CCD・・・ということはデジカメで起きてフィルムでは起こらないということになります。但しCCD特有の現象でありCMOSセンサでは起こりません。
そして周囲より絶対的かつ相対的に明るい被写体を撮影した時に、CCDに当たった光が溢れる現象のようです。
この現象を理解するにはCCDの特徴を理解する必要があります。
つまり、CCDに当たった強い光が電気信号に変わり水平・垂直方向に送られる際に端から端まで及ぶ・・・ということです。
更にスミアは画角に光源が入っていなくても発生します。あっ、でも水平・垂直方向ってことは






















赤色の領域にある光源からはスミアは出ないってことなのかな。

僕はこのスミア現象を知るまでは、もともと広い画角に光源が入っていてテレシネでクロップされたことによる、“フレアの名残”だと思っていました。でも全然違っていました。

ちなみに映画などでよく見られるスミア現象はアナモルフィックレンズを使用しているか、デジタルシネマなのかな~と思います。
なので、 Optical Flares で安易にアナモルフィックレンズのようなフレアを足す場合は、カメラやレンズは何を使用していたかなどを押さえておくといいかもしれません。もしアナモルフィックレンズを使用していれば、その影響はフレア以外にも例えばディストーションにも及びますからね・・・。


最後はゴースト。
これは、レンズに入射した強い光のうち数%が、幾重のレンズや鏡銅を反射しフィルムに達して出来る現象です。
形状は輪だったり玉だったり、大抵は絞りの形です。
あと、ゴーストは光源と画面中央を結ぶ線上に出来るようです。
こちらで詳しく解説しています。
このページの図解によると、どうも凸レンズの数だけ出るのかな~と。
ということは、単眼レンズを使用した場合はゴーストは出ないのか~・・・・。


以上こんな感じです。。。。。

ちなみにハレーション効果はフィルム内で“感光層→感光乳剤→感光層→感光乳剤・・・”っていう感じに光が繰り返し反射して、結果光が広がって見える現象です。なのでレンズフレアとはまた別物です。なのでこれはレンズとは全く関係無し。そしてこれはフィルムの効果なので、デジカメではハレーションは起こらない。



光って奥が深いですね。というよりカメラ難しいですねw。
今映画のお仕事してますが、今のところアナモルフィックレンズで撮ったショットは見てないです。いつかはアナモルフィックレンズを使った合成カットにチャレンジしてみたいな~!!

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