2014年4月10日木曜日

Perspective Match メモ

Max2014の新機能である Perspective Match に関するメモです。

これはビューポートバックグラウンドをガイドに消失線を設定することで、バックグラウンドに合ったカメラを作成できるというものです。

詳しい使い方はヘルプを見て頂くとして、今回は個人的に使ってみた感想とこの機能の特徴を踏まえた僕なりのアプローチの仕方を紹介します。


まず率直な感想は、早いけど惜しい。。。という感じです。

本当に早いんです。早く合わせることが出来ますが、消失線をxyzの3軸で合わせていくと、カメラにスケールが入るんです。xyzが100%ではないんです。
これは仕様なのかバグなのか分かりませんが、現実的には有り得ないので非常に惜しいです。

なので僕はxyだけで合わせています。スケールが100%のままなので問題ないです。

一応色々試してきました。
・カメラ作成後にxyzで合わせると案の定スケールが入り、カメラ削除後xyなど2軸に切り替えて軸を動かしてからカメラを作成するとスケールが100%に戻る。

・カメラのSRTをロックしてからxyzで合わせてもアウト。

・パースビューに対して2軸で調整したあと3軸に切り替えて、直後にカメラを作成した場合はスケールは100%

・画像をアンディストーションして3軸で合わせてもアウト。


なのでこの機能を使う場合は軸に気をつけています。


あとアプローチに関してですが、、、

今までは撮影時にカメラデータを貰い、その情報を頼りに実写に合わせてきました。
このデータは計測の仕方がアナログなので完全に合うわけがないですし、撮影部さんには大変な中計測をしてもらっているので、あくまで目安と捉えたほうがいいでしょう。
実際に今までの仕事ではカメラデータだけで合うことはなく、実写も見ながら近似した数値で試行錯誤・・・・というのが殆どでした。
手数として
①カメラデータをもとに調整 → ②大抵上手くいかないので実写と目合わせで調整
の大きく二手です。
でもこの②に時間が掛かります。


しかしこの機能が付いたことで手数が変わらず、試行錯誤の時間が減ったので本当に助かってます。
まず Perspective Match でカメラのスケールに気をつけて調整して、その時のカメラの数値(ミリ数・ティルト・バンク・レンズ高)と撮影時に貰ったカメラデータを見比べます。
実はこの時点で結構合っています。

次に数値を微調整。
例えば、カメラデータにはバンクは入っていないのにCGのカメラにバンクがある(yに0.0以外の数値が入っている)ことがあります。そんな時はyを0.0にしたり、、、
他にもカメラデータでミリ数が36mmなのに、CGでは37.123mmなんていう数値だった場合、使用していたレンズのことなんかも考えて36mmに修正することもあります。
そしてこれらを修正して再度全体を見て、特にHorizonが合って見えるか確認して終了です。

試行錯誤が激減なんです。


一手目で相当合っているので、たとえカメラデータがなくてもその後の微調整はすぐに済みます。
ここでの微調整に必要な知識としては
・レンズの種類を知っておくと有利
・Horizonの位置や傾きを見る
・セットなど映っているものと大体同じオブジェクトを作って合わせると、Horizonが分からなくても合ってくる
・カメラデータとCGのレンズのミリ数が合っていない場合、Render Setup の Aperture Width を確認する。(これに限らずカメラを作成する上で一番重要ですし、一番に設定しておきたいところです)


という感じです。
他に思い当たることがあれば追記しておきます。

以上です!

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